ゴルゴンゾーラ

ゴルゴンゾーラ イタリア料理 イタリアの食べ物




ゴルゴンゾーラとは・・・

ゴルゴンゾーラ

ゴルゴンゾーラ(Gorgonzola)は、
イタリアを代表するブルーチーズ。約1000年の歴史を持つといわれる。以前はミラノのゴルゴンゾーラで作られていた。現在では主にイタリア北部のピエモンテ州(Piedmont)およびロンバルディア州(Lombardy)で生産されている。

牛の全乳を原料とし、ねっとりとしたバター状のものや、もろい硬めのものなどがあり、塩味は強め。ロックフォールチーズと同じアオカビの一種(Penicillium roqueforti)が用いられる場合もある。熟成段階では金属製の棒を抜き差しする。これにより作られた空気の通り路に沿ってアオカビの胞子が菌糸となって繁殖し、特徴的な筋模様が作られる。

熟成は通常3~4ヶ月ほど行われるが、熟成の度合いによって、熟成期間短いドルチェ(Gorgonzola Dolce ゴルゴンゾーラ・ドルチェまたはSweet Gorgonzola スイート・ゴルゴンゾーラ)と熟成の進んだピッカンテ(ピカンテ)(Gorgonzola Piccante ゴルゴンゾーラ・ピカンテ)に分けられる。その名の通り、ドルチェはクリーミーでほのかな甘みがあり、ピカンテはぴりっとしたシャープな味わいがある。

生でそのまま提供される他、リゾットやパスタソースとして特徴的な風味が楽しまれる。パスタソースに入れられる場合、一般的に、パスタはペンネやリガトーニ等のショートタイプのものと組み合わされ、いわゆるスパゲッティやリングイネ等のロングタイプとの相性はあまりよくないとされる。ピザに用いられる際には最後にトッピングとして加えられる。その他、肉料理や、ソースの隠し味などにも用いられる。相性の良い飲み物はフルボディの赤ワイン。

ロックフォールチーズスティルトンチーズとともに世界三大ブルーと呼ばれる。

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