チャツネとは・・・
チャツネ（Chutney）は、
インドをはじめ、パキスタンやスリランカ、ネパール、アフガニスタンなどの南アジアや西アジアなどで広く食べられているペースト状の調味料、ソース、タレ、薬味の一種。チャトニ、チャットニー、チャトゥニー、チャトニーなどとも。スリランカではサンボールと呼ばれる。マンゴーやタマリンド、レモンなどの果物や、トマトなどの野菜、ハーブなどが用いられ、スパイスで調味される。
特にインド料理には欠かせないものの一つで、サモサ、パコラ（パコーラー ）、プリ（プーリー）、ナン、イドゥリ、ドサ（ドーサ）などの料理やおかず、揚げパンなどにつけて食べるソース、ジャムの一種として、タレや隠し味として、様々なものに用いられる。酸味や甘味、香りなどが入り混じったインド料理の定番調味料の一つとして知られる。ソース、ジャムとしてつけて食べるほか、カレーと好みで混ぜながら自分の味を作りだして食べることも多い。
加熱して作るもの（トマトチャツネ等）や、生のもの（生のチャツネ）があり、各地域や家庭、店で料理に合わせて色々な食材が用いられ、様々なチャツネがある。加熱したものは何日間か保存がきく。
チャツネに用いられる主な食材、果物、野菜、ハーブ、香辛料としては、マンゴー、タマリンド、ココナッツ、リンゴ、バナナ、トマト、玉ねぎ、唐辛子、青唐辛子、ショウガ、ニンニク、マスタードシード、カレーリーフ、コリアンダー、ミント、ヨーグルト、ケツルアズキ、チャナー・ダール（ヒヨコマメ）、酢、塩、砂糖などがある。
グリーンチャツネ
ピーナッツチャツネ
ココナッツチャツネ
コリアンダーとタマリンドのチャツネを添えたベルプリ
