ブリゲード・ド・キュイジーヌ




ブリゲード・ド・キュイジーヌとは・・・

ブリゲード・ド・キュイジーヌ(Brigade de cuisine)は、
レストランやホテルの厨房の各セクションに、「部門シェフ」(シェフ・ド・パルティ)と呼ばれる料理人を配置し、調理上の役割分担と作業手順、責任を明確化したもの。「近代フランス料理の父」とも称されるフランス料理の料理人「ジョルジュ・オーギュスト・エスコフィエ」が考案したシステム。

シェフ(シェフ・ド・キュイジーヌ(Chef de cuisine))をトップに、副シェフである「スーシェフ」(スーシェフ・ド・キュイジーヌ(Sous-chef de cuisine))、部門シェフ(シェフ・ド・パルティ(Chef de partie))、部門准シェフ(ドミシェフ・ド・パルティ(Demi-chef de partie))、コミ(調理師(Commis))、アプランティ(見習い(Apprenti(e)))と格付けされ、部門の各担当ごとにソース部門のソーシエ(仕上げ)、肉料理部門のロティシュール(主菜)、温前菜部門のアントルメティエ(温前菜)、冷前菜部門のガルドマンジェ(冷前菜)、デザート部門のパティシエ(菓子)、トゥルナン(控え)と呼ばれる調理人がおかれる。

レストランやホテルの規模により各セクションの人数や担当部門、専任、兼任などは多少変化し、魚料理係のポワソニエ、グリル係のグリヤーディン、揚げ焼き係のフリチュリエ、スープ料理係のポタジエ、野菜料理係のレギュミエ、食肉加工係のシャルキュトリ、肉きり係のブーシェ、パン係のブーランジェ、菓子係のコンフィズール、冷菓係のグラシエ、工芸菓子係のデコラテュールなどがおかれることもある。

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