グラモーガン・ソーセージ

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グラモーガン・ソーセージとは・・・

グラモーガン・ソーセージ

グラモーガン・ソーセージ(Glamorgan sausage:英語 / Selsig Morgannwg:ウェールズ語)は、
リーキ、チーズ、パン粉などを用いて作られるソーセージの一種。ウェールズ伝統の肉を使わないソーセージ(ベジタリアンソーセージ)。ウェールズの名物料理、郷土料理。ウェールズの伝統料理。

主な材料は、チーズ(ケアフィリチーズ・Caerphilly cheese のほか、ウェールズのチェダーチーズなども用いられる。)と、リーキ、パン粉、ハーブ、マスタード、卵など。具材を混ぜ合わせてから、ソーセージ状に細長く丸め、冷蔵庫で寝かせたのち、フライパンで揚げ焼きにする。

「グラモーガン」とは、ウェールズ南部のカウンティ・バラ「ヴェール・オブ・グラモーガン (Vale of Glamorgan County Borough)」のこと。グラモーガン・ソーセージは19世紀頃には作られるようになった料理といわれ、1850年代に出版された料理本(George Wilrow著「Wild Wales」)にもその記載がみられる。当時は豚の脂も用いていた。元々はグラモーガン牛のミルクから作られるグラモーガンチーズを用いていたが、グラモーガン牛がほとんど絶滅してしまったため、ケアフィリチーズが用いられるようになったという。

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