バニツァとは・・・
バニツァ(Баница(ブルガリア語)、Banitsa、banica、banitza)は、
ブルガリアで伝統的に食べられているキッシュやパイによく似た料理。
小麦粉で作る皮に、卵やチーズ(シレネ(sirene)、フェタチーズ(feta cheese)など)等を具にして焼き上げたもの。
地域や家庭により、ホウレンソウ、ゼルニク(キャベツ)、キセロ・ゼレ(キャベツの漬物)、ネギ、ソレル(sorrel、スイバ、イタドリ)、リーク(リーキ)、玉ねぎ、肉、米、マッシュルームなどを具とすることもあり、おかずとしてのバニツァのほか、デザートとして食される牛乳バニツァ(mlechna banitsa)やかぼちゃバニツァ(tikvenik)、リンゴのバニツァなどもある。
朝食として、ヨーグルトやアイリャン、ボザなどと共に供されることが多く、パイなどのように出来立ての温かい状態、または冷たい状態のどちらでも頂ける。
大晦日などの特別な日には、コインや小物などのラッキーチャーム(幸運のお守り)や、家族の幸福や健康、成功などの願い事を書いた紙片をアルミフォイルに包んで入れて焼くこともある。