タラトールとは・・・
タラトール(たらとーる・Таратор / Tarator)は、
ブルガリアをはじめとする東ヨーロッパの各地で食されているスープ。特にブルガリア名物として知られる。冷製ヨーグルトスープ。前菜。トルコや東部地中海沿岸地方ではソースとして、魚料理などと共に供される。
ヨーグルト、クルミ、ニンニク、キュウリ、ディルやパセリなどのハーブ、ビネガーまたはレモン果汁、塩、オリーブオイルやひまわりオイル、水などが主な材料。
夏になると暑くて乾燥するバルカン諸国一帯では人気の冷たいスープで、ヨーグルトにキュウリ、ニンニク、クルミ、ディル、オリーブオイル、および水または氷を入れて冷やして供される。地域により、様々なレシピがあり、パンが入る地域やレタスやニンジンが入る地域もある。
また、その見た目からスノーホワイトサラダ(Snowwhite salad、ブルガリア語で салата Снежанка- “salata Snezhanka” or “Snejanka” )、またはドライ・タラトールとも呼ばれる、布に包んで吊るすなどして水切りしたヨーグルトで作られるレシピもあり、こちらは前菜としてのほか、メインディッシュの副菜としても供される。