ソムタムとは・・・
ソムタム(ส้มตำ / タイ語 | Som Tam | Green papaya salad)は、
青いパパイヤを用いて作られるサラダの一種。タイやラオスなどで食べられている料理。郷土料理。タイ料理の代表的なメニューの一つ。
「ソム」はタイ語で「酸っぱい」、「タム」は「杵などで突く」というような意。ソムタムを作る際には、食材を臼の中に入れて、杵で突くようにしながら、潰して柔らかくし、混ぜ合わせる。元々は、ラオスやタイ東北部のイーサーンで食べられている料理「タムマークフン(タムバックフン)」が発祥とされる料理で、形を変えながら広まり、タイ全域で食べられるようになったといわれる料理。地域や作り手、用いる材料などにより様々なレシピがあり、その数は数十種類以上ともいわれる。主な材料は、皮をむいて細切りにした青いパパイヤのほか、トマト、インゲン、小エビ、ニンニク、ナンプラー、ピーナッツ、砂糖など。パパイヤの食感と甘み、唐辛子の辛さ、ナンプラーや塩の塩辛さ(しょっぱさ)、砂糖の甘味、ライム果汁の酸味が融合した複雑な味わいを持つ。ベトナムやマレーシア、ミャンマーなどにもよく似た料理があり、ベトナムのものは「ゴイ・ドゥー・ドゥー(gỏi đu đủ)」と呼ばれる。ココナッツが用いられたり、キュウリやニンジン、マンゴーなどが用いられる「ソムタム」もある。