リーキ とは・・・
リーキ(英語「leek」・フランス語「poireau」)は、
地中海沿岸地方原産の野菜。ユリ科の二年草。長ネギ様の形状をしており、円筒形の白い部分を食用とする。リーク、西洋葱(西洋ネギ)、ポロネギ、ニラネギ、西洋ニラネギ、セイヨウネギ、ポワローなどともいう。
日本の長ネギよりも太くずんぐりとした見た目が特徴で、まろやかな味わいと甘みを持つ。スープ、サラダ、ポタージュ、グラタン、キッシュ等や、そのほかの煮込み料理、蒸し料理、オーブン料理などに用いられる。
主な産地は、フランス、オランダ、ドイツ、ギリシャ、ベルギー、イタリア、イギリス、スペインなどのヨーロッパ諸国及びオーストラリア、ニュージーランドなど。
リーキを「ケニン(cennin)」と呼ぶウェールズでは国花となっており、郷土料理にもよく用いられる。オートミールと作る「リーキポリッジ」(リーキがゆ)や、リーキのスープ「カウルケニン」(Cawl cennin)などがある。