ウィンナーシュニッツェルとは・・・
ウィンナーシュニッツェル（Wiener Schnitzel）は、
薄切りにした仔牛肉、または豚肉などを、さらにハンマーなどで叩いて2ミリメートルほどまで薄くして、小麦粉、溶き卵、パン粉で衣をつけてラードやバターで揚げ焼きにしたもの。オーストリア料理、ウィーン名物として知られる料理。オーストリアの郷土料理。オーストリアのご当地グルメ。「ウインナー・シュニッツェル」「ヴィーナー・シュニッツェル」とも記される。ウィーン風カツレツ。ウィーン風豚カツ。
伝統的なレシピでは仔牛肉（仔牛のもも肉）が用いられるが、豚肉を用いたもの（シュニッツェル・フォム・シュヴァイン）や鶏肉を用いたもの（ヒューナー・シュニッツェル）、さらには七面鳥肉を用いたものなどもある。
薄切り肉をハンマーで叩いてさらに薄くするため、ものによってはフライパンほどもある大きさが特徴。大変薄いことから揚げ時間は約30秒ほどで、それがジューシーな旨みの要因ともなっている。オーストリア・ウィーンの名物料理として広く知られている。
元々は北イタリア発祥の料理が15〜16世紀ごろにウィーンに伝わったとも、1857年にオーストリアの貴族で軍人のヨーゼフ・ラデツキー将軍がミラノから持ち帰ったカツレツが変化したものともいわれる。
店や作り手、地域などにもよるが、レモンを絞って食べることが多いほか、ラズベリーやコケモモのジャムが添えられることもある。また、チーズやハムを間に挟んだものや、パプリカとトマトのソースや、きのこのソースをかけたものなど、様々なバリエーションがある。
