ハカールとは・・・
ハカール
ハカール(Hákarl / Hakarl)は、
サメ肉を塩漬けしてから発酵、乾燥させたもの。アイスランドで伝統的に作られ食べられている食べ物。サメを用いたアイスランドの発酵食品。アイスランドの郷土食。アイスランドの郷土料理。伝統的なアイスランドの食べ物、アイスランド料理の一つ。ハウカールとも。正式名称はkæstur hákarl(ケーストゥル・ハカール / ケーストゥル・ハウカール)という。
サメはオンデンザメ科のニシオンデンザメなどが用いられる。サメの肉にはアンモニアが含まれており、それを発酵させて作るこのハカールも強いアンモニア臭がある。食べる際には、一口大にカットしてからそのまま、つまみとして食べることが多い。匂いがきついものの、発酵食品ならではの深い味わいがあり、ものによってはナッツのような甘みもあるという。
乾燥の為に数カ月間つるされるハカール
現在、ハカールはスーパーマーケットなどで一年中手に入れることができ、食べることができるが、元々はソーラブロット(þorrablót)と呼ばれるアイスランドの真冬の祭りで振る舞われる伝統的なアイスランド料理の中の一つとして食されてきた。