エンパナーダとは・・・
エンパナーダ（empanada）は、
小麦粉にラードなどを加えて作る生地に、肉や野菜などを詰めて焼いた、または揚げた料理。パン・パイ・ペイストリー（ペーストリー・ペストリー）の一種。スペインまたはポルトガル発祥といわれる食べ物で、アルゼンチンを代表する料理の一つとして知られるほか、メキシコ、ブラジル、チリ、ボリビア、ベネズエラ、コロンビア、ウルグアイ、パラグアイ、ドミニカ、コスタリカ、キューバ、ハイチ、エクアドル、ジャマイカ、パナマ、ペルー、アメリカ合衆国、プエルトリコなどの中南米各地と北米およびポルトガル、スペイン、フィリピンなどで、家庭料理、レストランや町角の屋台などで提供される料理、軽食、デザートとして知られる。
見た目や大きさ、中に詰める具（フィリング）などは国や地域、家庭、店（屋台）およびメニュー等によって多種多様で、食事として食べられる場合、軽いおやつや朝ご飯、デザートとして食べられる場合など、食べられるシーンも様々なバリエーションがある食べ物。
中に詰められる具としては、牛肉、豚肉、鶏肉、羊肉（ラム・マトン）、やぎ肉などの肉類およびそれらのモツ（内臓類）、卵、チーズ・バターなどの乳製品、ニンジンやタマネギ、ほうれん草、ジャガイモ、キャッサバなどの野菜類・根菜類、インゲン豆や黒豆などの豆類、お米、タラやツナ、イワシ、エビ、カニ、貝などの魚介類、唐辛子、にんにく、オリーブ、ヤシの新芽、果物、レーズンなどのドライフルーツ、チョコレートなどがあり、胡椒やクミン、パプリカ、コリアンダーなどのスパイス・香辛料・ハーブなども用いられる。また生地を作る際に小麦粉ではなく、トウモロコシ粉やジャガイモ粉、キャッサバ粉などが用いられる場合もある。
