マンサフ

マンサフ ヨルダン料理 ヨルダンの食べ物




マンサフとは・・・

マンサフ

マンサフ(منسف / アラビア語 mansaf / 英語) は、
ラム肉を「ジャミード(Jameed)」(羊または山羊のミルクを発酵させてから乾燥させたヨーグルトの一種)を用いたスープで料理したもの。20世紀初頭頃から食べられているというヨルダンの国民的料理。ヨルダンの伝統料理。伝統的には、大皿に「markook」または「shrak」と呼ばれるパンを敷き、その上に米またはブルグァ(bulgur برغل 小麦の挽き割りから作られる穀物)、さらにその上に調理したラム肉をのせ、アーモンドや松の実をトッピングし、ジャミードのソースをかけて供される。ほぼ同様の料理が、パレスチナ、イラク、南シリア、サウジアラビアなどでも食べられている。「マンサフ」の名前は、「大きな皿」もしくは「大きな料理」を意味する言葉に由来するという。

マンサフは、主に結婚式や、出産、卒業などの特別な機会に供される特別な料理であり、来客をもてなすために作られる。ラマダーン明けの祭日やヨルダンの独立記念日などの主要な休日にも供されるという。地域や家庭により様々なタイプのマンサフがあり、沿岸部の町には魚のマンサフもある。

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