ラーンゴシュとは・・・
ラーンゴシュ(Lángos)は、
小麦粉、イースト、塩、および水で作る生地を揚げた平たい形をしたパン。ハンガリー料理。ハンガリー風揚げパン。近隣のオーストラリア、ルーマニアのほかチェコ、スロバキア、クロアチアなどでも食されており(ランゴシュ)、セルビアではラングシュと呼ばれる。
伝統的な家庭料理で、地域や家庭により様々なバリエーションがあり、水の代わりにヨーグルト、牛乳、サワークリームを生地に加えたり、砂糖を加えたり、茹でてから潰したジャガイモ(マッシュポテト)を入れたもの(クルンプリシュ・ラーンゴシュ Krumplis lángos, Krumplislángos)もある。
その名は、炎を意味するハンガリー語の「láng」から来ており、伝統的にはレンガ造りのオーブンで焼かれて作られていたが、昨今では油で揚げて作られるようになってきている。また、生活スタイルの変化などにより、昔と比べると家庭で作られることも減ってきているといい、現在ではもっぱら屋台やバス停や駅の売店などでお目にかかることの方が多い。
ブダペストの町中で売られているラーンゴシュ
ラーンゴシュの食べ方
何よりもラーンゴシュは出来立てのアツアツが美味しい。トッピングとして、サワークリームやおろしたチーズ、ハムまたはソーセージ、羊乳チーズ(リプタウアー)などをのせて頂くほか、シンプルに、塩や、ガーリックバターを塗ったり、おろしニンニクをこすりつけて頂く。そのほか、ナス、キャベツ、マッシュルーム、ケフィア、粉砂糖、ジャムなどを添えて食べることも多い。