チューニョとは・・・
チューニョ(スペイン語: Chuño)は、
アンデス山脈のボリビアやペルーなどの先住民の保存食。
ジャガイモを外気にさらし、昼と夜の寒暖差を利用して、凍結と解凍を繰り返して作る。凍結と解凍を繰り返したジャガイモは、凍結の際に細胞壁が壊れて柔らかくなる。これを足で踏み潰し、ジャガイモの水分を取り除く。さらに数日間外気にさらすことにより乾燥させ、チューニョが出来上がる。
料理に使用する際は、数時間かけて水で戻し、生のジャガイモなどと共にスープなどに入れて食する。
煮ただけでは食べられないようなアクの強い品種のジャガイモを使って作るチューニョもあり、加工の途中で水でさらしてアク抜きするため白いチューニョ(白チューニョ)となる。